ディーゼルPM等の導電性微粒子の電気集塵では、集塵電極上に捕集された微粒子がクーロン力によって空間中に飛散することが問題である。本研究では捕集された微粒子をプラズマによって酸化的に除去する手法とグラディエント力を用いて微粒子を集塵電極上に保持する手法の研究を行った。
集塵電極上で沿面放電を発生させることによって捕集したディーゼルPMが酸化されることを示した。また、集塵電極上に金属メッシュを配置することによって集塵効率が上昇したことから、グラディエント力によって微粒子の保持が向上したことが示唆される。
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