研究課題
挑戦的萌芽研究
磁気光学空間光変調器における表示素子用材料として、磁性ガーネットを取り上げ、その磁気異方性や電気抵抗を製膜時の酸素添加の有無によって制御することに成功した。また4端子法を用いて、磁性ガーネット薄膜のホール効果と抵抗を測定したところ、印加磁場の絶対値が大きくなる(5 kG以上)とホール抵抗が2~4桁減少した。ホール抵抗の減少は、抵抗の減少に伴って観測された。本現象は磁場印加に伴う抵抗変化現象であり、今後上記抵抗変化現象を利用して空間光変調器への応用を検討する。
光エレクトロニクス