研究課題
挑戦的萌芽研究
微小な誘電率変化を検出可能とする新たなテラヘルツ帯材料計測法として、表面プラズモン共鳴効果を有する容量性金属メッシュを反射鏡として用いた固体発振器構造を提案し、その有用性を周波数75GHzから110GHzのミリ波帯で理論及び実験的に詳細に調べた。その結果、テラヘルツ帯で従来測定が困難とされた水性試料の測定が可能で、かつ1E-5という微小な誘電率変化の検出が可能であることを実験的に示し、本計測法の有用性を立証した。
工学