高齢者ドライバーの安全性が問題となっており、免許返上が警察庁の指導で進められているが、運転が出来なくなった場合の弊害も指摘されている。特に地方の中山間地域等では車に頼らざるを得ない状況がある。そこで、出来るだけ長く運転するために制限を設けることを考え、特に”道路事情を良く知った範囲しか運転しません”と言う地域限定の考え方の有効性等を評価するため検証ツールを製作し評価を行った。一方、実現化のための具体的なシステムを想定し、そのためドライバーの運転挙動を検知する手段として新たに開発中の座布団式センサー(SRセンサー)を考え、評価した。これらの検討を通じ、実用化システムの構成を提案した。
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