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2016 年度 研究成果報告書

分離膜のどこでファウリングが生じているのか:安定同位体顕微鏡による解明

研究課題

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研究課題/領域番号 15K14053
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 土木環境システム
研究機関北海道大学

研究代表者

松井 佳彦  北海道大学, 工学研究院, 教授 (00173790)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード土木環境システム / 環境技術 / 環境材料 / 反応・分離工学 / 水資源
研究成果の概要

浄水における凝集-膜ろ過では膜表面と内部に水酸化アルミニウムが蓄積し,膜ろ過性を低下させていることが示唆された.そこで,膜のどこに水酸化アルミニウムが蓄積しているのかを検討するために,重水酸化ナトリウムなどを用いて安定同位体で標識ラベルした凝集剤ポリ塩化アルミニウムを作成し,膜ろ過終了後の膜を同位体顕微鏡システムを用いて,重水素/水素比を指標に観察したが,十分な感度が得られなかった.次に,膜ろ過後に膜に重水を通水し水酸化アルミニウムなどの水素を重水素で置換し膜を観察した.膜内部に比べて膜表面は比が高い場所と低い場所が点在していた.膜ファウリング解明への安定同位体顕微鏡に応用の可能性が示せた.

自由記述の分野

土木環境システム

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公開日: 2018-03-22  

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