まず最初に、ペロブスカイトトランジスタを高性能化させることを試みた。素子構造を最適化することから非常に高いホール移動度26 cm2 V-1 s-1を示すpチャンネルペロブスカイトトランジスタの作製に成功した。また、nチャンネル駆動させることにも成功し、4.6 cm2 V-1 s-1の電子移動度が得られた。次に、有機薄膜からのレーザー発振特性を検討した。これまでで最も高周波数の80MHzのパルス励起光でレーザー発振させることに成功した。また、これまでで最も長い30msの連続励起光でレーザー発振させることにも成功した。
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