研究課題
挑戦的萌芽研究
将来的に、超大型宇宙構造物を実現するに当たっては、更なる排熱量の増加が要求されると見込まれる。そこで本研究では、磁場に応答して流動する磁性流体に吸熱させた上で、それを宇宙空間に吐出・分裂させ、有効放熱面積を格段に増加させることによって、効率的に排熱を行うことを着想している。初めに実施した基礎試験では、高速度カメラを使用し、外部磁場の違いによる磁性流体噴霧特性の変化を観察した。その成果を踏まえて、製作したノズルから磁性流体噴霧を噴射し、システムの有効性を検討することを試みた。
航空宇宙推進学