研究課題/領域番号 |
15K14329
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経生理学・神経科学一般
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
木下 暢暁 国立研究開発法人理化学研究所, 脳科学総合研究センター, 研究員 (50391933)
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連携研究者 |
宮脇 敦史 国立研究開発法人理化学研究所, 脳科学総合研究センター, チームリーダー (80251445)
下郡 智美 国立研究開発法人理化学研究所, 脳科学総合研究センター, チームリーダー (30391981)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 蛍光プローブ / 神経回路 / 神経シナプス / 可視化技術 / 細胞間接着 |
研究成果の概要 |
神経回路の機能解析が細分化を志向する一方で、特定の神経回路を標識、検出できる技術は極めて少ない。本研究において開発された新技術は、緑色蛍光タンパク質の再構成を利用したもので、遺伝学的制御下に標的とする細胞間接続のみを検出できる。また既存の類似手法に比較して飛躍的な高検出感度を実現した。本技術をマウスの神経系に適用したところ、人工培養条件下、生体脳内のいずれにおいてもシナプス接続を標識した。さらに緑色だけではなく、青色、黄色を呈する標識も開発し、同時に複数の神経接続様式を描出可能にした。これまでにない高感度と汎用性を持つ本開発技術は脳機能解明の促進に大きな貢献が期待できる。
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自由記述の分野 |
神経科学
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