• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

マイクログリアの睡眠覚醒リズム形成への関与:シナプスの貪食と形成の繰り返し

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 15K14351
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 神経化学・神経薬理学
研究機関愛媛大学

研究代表者

田中 潤也  愛媛大学, 医学系研究科, 教授 (70217040)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワードmicroglia / circadian / sleep / synapse / noradrenaline / EEG / phagocytosis / eat-me signal
研究成果の概要

① マイクログリアは、入眠時に活性化し、シナプス貪食を行い、覚醒時には活性を落としてシナプス貪食を抑制する。その結果シナプス量は入眠時に少なく、覚醒時に多い日内変動が生じる。② 脳内ノルアドレナリン量の変動が、マイクログリアの機能形態の変動を生じさせる。③ マイクログリアのシナプス貪食は、入眠と睡眠の持続を促す可能性がある。④ マイクログリアは、C3やMFG-E8で標識される特定のシナプスの選択的な除去をすることから、睡眠中の記憶の固定(memory consolidation)に関与している可能性がある。

自由記述の分野

神経科学

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi