① マイクログリアは、入眠時に活性化し、シナプス貪食を行い、覚醒時には活性を落としてシナプス貪食を抑制する。その結果シナプス量は入眠時に少なく、覚醒時に多い日内変動が生じる。② 脳内ノルアドレナリン量の変動が、マイクログリアの機能形態の変動を生じさせる。③ マイクログリアのシナプス貪食は、入眠と睡眠の持続を促す可能性がある。④ マイクログリアは、C3やMFG-E8で標識される特定のシナプスの選択的な除去をすることから、睡眠中の記憶の固定(memory consolidation)に関与している可能性がある。
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