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2016 年度 研究成果報告書

p53依存的グルタミン代謝調節分子GLS2 によるNASH-HCC病態制御の役割

研究課題

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研究課題/領域番号 15K14375
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 腫瘍生物学
研究機関千葉大学

研究代表者

田中 知明  千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (50447299)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワードNASH / 生活習慣病 / 肝臓がん / グルタミン代謝 / がん抑制遺伝子
研究成果の概要

NASH・生活習慣病の病態形成にp53がどのようなメカニズムを介して関与するかを明らかにすることが期待されている。我々はグルタミン代謝の鍵となるGLS2が、p53の下流として、エネルギー産生や抗酸化作用を発揮することを明らかとした。これは、癌遺伝子MYCがGLS1を制御することと相反し、グルタミンパラドックスという概念を提唱できた。マウス肥満モデルでは、高脂肪食負荷マウスの脂肪や脂肪肝、NASH肝においてGLS2は有意に増加し、逆にHCCになると発現は低下していた。KOマウスの解析から、GLS2のノックアウトマウスは、NASHが進展し、癌と生活習慣病を結ぶ分子機構に関与することが示唆された。

自由記述の分野

医歯薬学

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公開日: 2018-03-22  

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