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2016 年度 研究成果報告書

Cyclin G1_PP2A-B’γの結合を阻害する新規な癌分子標的薬の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 15K14407
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 腫瘍治療学
研究機関大阪大学

研究代表者

野島 博  大阪大学, 微生物病研究所, 教授 (30156195)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワードサイクリンG1 / PP2A-B’γ / アポトーシス / 骨肉腫細胞 / 前立腺癌細胞 / 正常細胞 / ペプチド / 分子標的薬
研究成果の概要

ELAS1ペプチドはサイクリンG1 とPP2A B'γ との結合を阻害する。ELAS1 の過剰発現は骨肉腫細胞、前立腺癌細胞、舌癌細胞において、γ 線照射やカンプトテシン刺激によってアポトーシスを引き起こす。しかし、この現象は正常細胞では起きなかった。ELAS1を発現するアデノウイルスを舌癌細胞に感染させるとアポトーシス死を起こした。ELAS1を29アミノ酸から10アミノ酸まで短縮したペプチド(ELAS1-t) を作成し、DU145 およびSAS 細胞に導入した場合でも効率的にアポトーシスを誘導した。この結果からELAS1-t はペプチド医薬品としても有用であることが示唆された。

自由記述の分野

分子細胞生物学

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公開日: 2018-03-22  

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