研究課題/領域番号 |
15K14440
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物資源保全学
|
研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
高田 達之 立命館大学, 薬学部, 教授 (90206756)
|
連携研究者 |
酒井 則良 国立遺伝学研究所, 系統生物研究センター, 准教授 (50202081)
今村 公紀 京都大学, 霊長類研究所, 助教 (80567743)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
|
キーワード | 生殖細胞分化 / 固有魚種 / in vitro 分化 / 卵原細胞 / ホンモロコ / 琵琶湖 |
研究成果の概要 |
絶滅の危機にある琵琶湖固有種の保全、復元を目的として、琵琶湖固有種ホンモロコの卵子をin vitro培養で作製する技術の開発に取り組んだ。その結果、卵子のもととなる未分化な卵原細胞の凍結保存、培養による増殖が可能であることを明らかにした。 さらに卵母細胞の培養による細胞質サイズの成長、卵子の培養液中への放出も確認された。本研究は、琵琶湖固有種ホンモロコにおいてin vitro培養による卵子形成に必要な卵原細胞の凍結保存、分化培養の技術基盤を確立し、その可能性を示した。一方で、そのサイズは正常卵子より小さかったことから卵子成熟に関して、今後さらに検討が必要であると考えられた。
|
自由記述の分野 |
幹細胞生物学、生物保全学
|