研究課題
挑戦的萌芽研究
オートファジーの種類としては、これまでにmacroautophagy、microautophagy、chaperone-mediated autophagy、我々が発見したRNautophagy/DNautophagyなど様々なタイプが知られている。本研究では、脂肪滴を分解する新しいオートファジー経路を見いだした。
分子細胞生物学
オートファジーのタイプのなかでも、macroautophagy以外のタイプに関する研究は立ち遅れており、不明な点が多く残されている。本研究では、macroautophagyとは異なる経路として、新たに脂肪滴分解経路を見い出した。肥満を含む生活習慣病は社会的問題となっている。新たな脂肪滴分解経路の発見とその分子メカニズムの解明により、肥満などに対する新たな治療法の開発へ貢献することが期待される。