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2017 年度 研究成果報告書

ゼブラフィッシュ遺伝学とウイルスベクターを用いた神経回路トレーシング法の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 15K14523
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 発生生物学
研究機関名古屋大学

研究代表者

日比 正彦  名古屋大学, 生物機能開発利用研究センター, 教授 (40273627)

連携研究者 小坂田 文隆  名古屋大学, 創薬科学研究科, 准教授 (60455334)
研究協力者 道白 隆志  名古屋大学, 理学研究科
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード逆行性トレーシング / 狂犬病ウイルス / 神経回路 / 神経解剖学 / 小脳 / 苔状線維 / 登上線維 / ゼブラフィッシュ
研究成果の概要

レトロウイルスのエンベロープタンパク質EnvAを発現する組換え狂犬病ウイルス(RV)を感染させるため、EnvA受容体TVAの融合蛍光タンパク質とRV外被糖タンパク質Gを、プルキンエ細胞と顆粒細胞に発現するゼブラフィッシュ系統を樹立した。RVをプルキンエ細胞に感染させた結果、RV由来のGFPの発現が顆粒細胞と下オリーブ核ニューロンに検出された。RVを顆粒細胞に感染させた結果、視覚・前庭感覚・側線感覚を受ける領域、終脳から投射を受ける領域のニューロンにGFPの発現を認めた。これらは、ゼブラフィッシュでの逆行性トレーシングの確立を示しており、さらにゼブラフィッシュ顆粒細胞の入力細胞を明らかにした。

自由記述の分野

発生生物学

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公開日: 2019-03-29  

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