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2016 年度 研究成果報告書

NanoSuit法により新規同定された微小仮足に注目した発生・再生制御機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 15K14558
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 形態・構造
研究機関浜松医科大学

研究代表者

高久 康春  浜松医科大学, 医学部, 特任助教 (60378700)

連携研究者 平川 聡史  浜松医科大学, 医学部・皮膚科学講座, 准教授 (50419511)
河崎 秀陽  浜松医科大学, 医学部・再生・感染病理学講座, 助教 (90397381)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード電界放出形走査電子顕微鏡 / 高真空 / 含水状態 / NanoSuit
研究成果の概要

我々は革新的電子顕微鏡技術(NanoSuit法)の開発に取り組み、これまでとは全く異なる画像を得ることに成功していた。特に、再生時にみられる『微小仮足』は、従来の形態学では全容を捉えることができない構造であった。本課題では、再生能力が高い腔腸動物ヒドラを主な研究対象とし、創傷治癒にはじまる再生最初期の微小仮足を継時的に解析した。その結果、微小仮足の働きとして修復の駆動力を担っている可能性が考えられた。また同様の構造は、ヒドラ以外の動物の発生における器官形成や組織再生過程、活発に活動するガン細胞においても確認された。このような結果から、発生や再生における新しい調節機構の存在が示唆された。

自由記述の分野

発生・再生

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公開日: 2018-03-22  

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