• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

コバネヒョウタンナガカメムシにおける細胞内共生成立機構に関する研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 15K14586
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 進化生物学
研究機関国立研究開発法人産業技術総合研究所

研究代表者

菊池 義智  国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生物プロセス研究部門, 主任研究員 (30571864)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード細胞内共生 / 進化 / 生物間相互作用 / 微生物 / 昆虫
研究成果の概要

多くの昆虫は細胞内共生細菌を保持しており、母子間伝播によって共生細菌を受け継いでいる。昆虫の細胞内共生系については生理学的、ゲノム科学的研究が行われてきたが、その進化的起源については未だ不明である。最近我々は、共生細菌を毎世代環境土壌中から獲得するコバネヒョウタンナガカメムシが、その共生細菌を消化管の上皮細胞内に保持していることを発見した。本研究では、この環境獲得型細胞内共生系を対象に、共生成立過程の観察、遺伝的基盤の解明、進化過程の解明に取り組み、感染過程や進化過程の解明について一定の成果を得ることができ、このユニークな共生系に関する基盤的知見の蓄積と解析技術の確立を達成することができた。

自由記述の分野

進化生物学

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi