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2017 年度 研究成果報告書

シアノバクテリアの持つロドプシンの機能解析:彼らは光をどう使い分けるのか?

研究課題

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研究課題/領域番号 15K14601
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 生態・環境
研究機関東京大学

研究代表者

吉澤 晋  東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (00553108)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードロドプシン / シアノバクテリア / バクテリア / 微生物生態
研究成果の概要

シアノバクテリア(Synechocystis sp. PCC 7509)から未知ロドプシンを見出しSyHRと命名した。異種発現系を用いた機能解析の結果、SyHRは光でCl-やSO42-を細胞内に輸送することが示された。また分光解析の結果、SyHRは緑色(約540 nm)の光を利用することが分かった。本研究で、シアノバクテリアの持つSyHRがクロロフィルが利用しない緑色の光を利用し、陰イオンを能動的に細胞内に輸送することが明らかになった。また、これまでに二価の陰イオンを輸送するロドプシンは見つかっておらず、本研究で初めてその存在が示された。

自由記述の分野

海洋微生物学

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公開日: 2019-03-29  

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