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2017 年度 研究成果報告書

高等植物における好塩性の分子機構

研究課題

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研究課題/領域番号 15K14637
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 作物生産科学
研究機関香川大学

研究代表者

東江 栄  香川大学, 農学部, 教授 (50304879)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードアイスプラント / イオン輸送 / ATP合成 / 塩生植物 / 好塩性 / 細胞分裂 / 同調化 / ミトコンドリア
研究成果の概要

塩生植物は一般の作物が枯死するNaCl条件下で成長が促進される。この好塩性のメカニズムを、アイスプラントの懸濁細胞を用いて調べた。細胞の分裂及び肥大両方にNaClの効果がみられた。細胞分裂関連遺伝子B2型サイクリン依存性キナーゼ、イオン輸送関連遺伝子のカチオントランスポーターMcHKT1、液胞 H+-ATPaseのVmac1、及び液胞 Na+/H+アンチポーターMcNHX1等の発現量がNaCl処理で増加した。また、ミトコンドリアのATP合成がNaClによって促進された。これらの成果はNaClを積極的に活用する新しい耐塩性作物の作出にとって重要な知見となる。

自由記述の分野

作物学

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公開日: 2019-03-29  

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