研究課題
挑戦的萌芽研究
植物の光合成光量子利用効率が最大になる光照射条件を特定しました。夜間にこの光を照射することで、植物の生育速度が最大で2倍になることを実証しました。この方法は、植物が睡眠している夜間に、睡眠を妨げない光環境で、昼間と同等の光合成をおこさせるのが特徴です。本技術を、LEDや蛍光灯を光源にしている植物工場に応用したところ、レタスの栽培重量は、従来法にくらべて最大で2倍になりました。本技術を近年収穫量が激減しているスジアオノリに適用したところ、生育速度が従来比2倍になることを確認しました。
非平衡ナノ材料物性、プラズマ合成、光合成