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2017 年度 研究成果報告書

低温で卵態休眠が誘起されるスミスアケハダニにおける休眠遺伝子の特定

研究課題

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研究課題/領域番号 15K14668
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 植物保護科学
研究機関茨城大学

研究代表者

後藤 哲雄  茨城大学, 農学部, 教授 (60178449)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード応用動物 / 遺伝子 / ゲノム
研究成果の概要

卵態休眠するスミスアケハダニの休眠は、17℃以下の温度のみで誘起される。スミスアケハダニの休眠遺伝子を特定するため、次世代シークエンサーによるトランスクリプトーム解析(RNA-Seq)を行い、休眠卵産下雌において非休眠卵産下雌より有意に高く発現する遺伝子85個を特定した。休眠と遺伝子発現の関係を明らかにするため、効率的なRNAi法の開発を試みた結果、植物の葉の上にdsRNA溶液を塗布して与えることで、遺伝子発現を15日間抑制できた。本手法では、遺伝子1個ずつの発現の抑制に成功した一方、休眠抑制はみられなかった。このことから、候補遺伝子が複合的に休眠に関与する可能性が示唆された。

自由記述の分野

応用動物学

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公開日: 2019-03-29  

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