研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、供与菌1種に対し2種の受容菌が存在する接合を行い、受容菌の共存がプラスミドの接合伝達に及ぼす影響の評価および作用因子の探索を目的とした。4種のプラスミドについて、2種のPseudomonas属細菌を宿主とした接合実験を行った結果、受容菌の共存により同種の菌への伝達が優先される場合があることを明らかにした。さらに、本現象の作用因子探索をBACライブラリースクリーニングおよびトランスポゾン変異導入法を用いて行い、受容菌染色体およびプラスミド上の作用因子の存在を明らかにした。
環境微生物学