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2017 年度 研究成果報告書

耐熱性リフォールディング触媒の開発と抗体産生への応用

研究課題

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研究課題/領域番号 15K14695
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 応用微生物学
研究機関岡山大学

研究代表者

田村 隆  岡山大学, 環境生命科学研究科, 教授 (40253009)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードdisulfide oxidoreductase / Thermus thermophilus / redox tuning / GFP / antibody / redox motif
研究成果の概要

本研究ではタンパク質をゆでながら巻き戻す高温リフォールディング技術の開発に取り組んだ。正しい立体構造の回復に依存して緑色蛍光を発するsfGFP-2SSを作成した。これを還元的に変性させた後,酸化剤により誤った架橋を形成させると蛍光は失われた。これを基質として高温条件での巻き戻しを実現するために耐熱性PDIにより,高温リフォールディング技術PTR法を確立した。PTRとは,高温と低温の温度サイクルにより変性タンパク質を正しい構造へと導くタンパク質のPCRである。病因分子を認識する抗体が医薬品として利用されており,複数のジスルフィド架橋を正しく導入する方法として展開が見込まれる。

自由記述の分野

応用微生物学

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公開日: 2019-03-29  

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