研究成果の概要 |
細胞膜シグナル制御物質の探索の過程で、Streptomyces sp. HEK616とTsukamurella pulmonis TP-80596の2種類の異なる微生物の複合培養によって生産される新規化合物5-alkyl-1,2,3,4-tetrahydroquinolines (5aTHQs)を見出し、単離・構造解析を行った。一方、複合培養抽出物に対して14マスピーク差のイオンピーク・クラスタ情報を活用することで、新規化合物streptoaminalsを見出し単離・構造解析を行った。本研究成果は、複合培養法が創薬シーズとしての化合物群の構造多様性の創出に寄与することが示された。
|