研究課題
挑戦的萌芽研究
シリカ含有木材を炭化すると、フィラメント状の炭素物質が、細胞の内腔に成長する。この炭素フィラメントの成長には、植物バイオマスの細胞構造が原料・反応場となり再現性よい製造を可能とする。フィラメントについて、グラフェンが旋回円すい状に堆積した炭素超分子であることを結晶学的解析から明らかにした。さらに細胞内腔を反応容器とした電気化学的加工等により、このフィラメントに温度/電子線に応答した可逆伸縮動をさせ、数種のインターカラントの比較このモバイル機構を解明した。
木質科学