研究課題
挑戦的萌芽研究
先行研究において、公共財的属性に対する消費者評価に関し、消費者の「利他性」が影響している可能性が指摘されており、主に、アンケートにより、「食料消費行動」と「社会的選好のあらわれであると考えられる行動」との関係が分析されてきた。本研究では、実験経済学的手法と計量経済学的手法を用いて、こうした関係についてより厳密な形で実証するとともに、「リスク回避度」、「時間割引率」といった個人的な選好も、これらの評価に影響を与えていることを明らかにした。
水産経済学