研究課題
挑戦的萌芽研究
青果物細胞組織の微細構造をμX線CTやAFM等の最新観察機器によってマイクロからナノレベルで観察し、画像処理を行うことによって構造に関する特徴量を抽出、また、AFMの持つ走査機能を駆使することによって細胞壁を構成する多糖類の構造と青果物の品質の関係を明らかにした。具体的には、μX線CTによる観察では、取得画像からカキ果肉の三次元構造を再構築し、空隙率の算出と熱移動を解析、物性値マッピングを行った。AFM観察では、青果物を調理する温度が細胞壁構造変化に与える影響を調査した。
ポストハーベスト工学