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2017 年度 研究成果報告書

モノクローナル抗体によるシロアリ腸内共生細菌の表層木質分解酵素分子の探索

研究課題

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研究課題/領域番号 15K14900
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 昆虫科学
研究機関琉球大学

研究代表者

徳田 岳  琉球大学, 熱帯生物圏研究センター, 教授 (90322750)

研究分担者 松浦 優  琉球大学, 熱帯生物圏研究センター, 助教 (80723824)
連携研究者 藤島 政博  山口大学, 創成科学研究科, 教授 (40127783)
研究協力者 ミカエルヤン アラム  Vanderbilt University, PD
ブルネ アンドレアス  Max Planck Institute, 教授
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード昆虫 / 酵素 / 寄生・共生 / 木質分解 / キシラナーゼ / スピロヘータ / モノクローナル抗体
研究成果の概要

本研究ではタカサゴシロアリの後腸内に分布する木質付着細菌叢そのものを抗原として、表層タンパク質に対するモノクローナル抗体作製を試み、後腸の木質分解に関わる主要な細菌の同定に挑戦した。抗体作製の結果、15種類のモノクローナル抗体を得た。本種の後腸内細菌のメタトランンスクリプトームにおいて特に発現量の多かったキシラナーゼに対してモノクローナル抗体のスクリーニングを実施したところ、交差活性を示す抗体が見つかった。蛍光顕微鏡と共焦点レーザー顕微鏡による観察の結果、この抗体は一部のらせん型形態をした細菌を認識していた。これらの抗体は今後のシロアリ共生系研究の中で貴重な財産となり得るものである。

自由記述の分野

昆虫科学

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公開日: 2019-03-29  

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