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2016 年度 研究成果報告書

『分子カルテ』:タンパク質を生体内イベントの記録媒体と考える網羅的修飾解析

研究課題

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研究課題/領域番号 15K14935
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 物理系薬学
研究機関東北大学

研究代表者

大江 知行  東北大学, 薬学研究科, 教授 (10203712)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード化学修飾 / アルブミン / ヘモグロビン / ケラチン / 分子カルテ
研究成果の概要

タンパク質は、病態由来の生理的・化学的ストレスにより様々な化学修飾(酸化、糖化、脂質化など)を受ける。とりわけ豊富に存在し、主標的となる主要タンパク質は、『生体内イベントの記録媒体』となる。申請者は、アルブミン、ヘモグロビン、ケラチン上の化学修飾解析システムの構築・分子カルテとしての利用を目的とし以下の研究成果を得た。①アルブミン上の網羅的修飾解析法を確立し、個人により修飾状況が違う事を明らかにした。②ヘモグロビン上の酸化・糖化・脂質化修飾の高感度同時解析法を確立した。③表皮ケラチン上のUV照射による酸化状態の解析法を開発し、表皮のUVダメージを非侵襲的に評価可能な事を明らかにした。

自由記述の分野

臨床分析化学

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公開日: 2018-03-22  

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