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2016 年度 研究成果報告書

しびれ動物モデルでの感覚神経線維特異的評価系の確立とその発症機序の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 15K14961
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 薬理系薬学
研究機関京都大学

研究代表者

中川 貴之  京都大学, 医学研究科, 准教授 (30303845)

連携研究者 白川 久志  京都大学, 大学院薬学研究科, 准教授 (50402798)
今井 哲司  京都大学, 医学部附属病院, 講師 (80468579)
研究協力者 宗 可奈子  
三宅 崇仁  
荻原 孝史  
鄭 有奈  
緋山 遥  
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワードしびれ / 感覚神経 / 末梢神経障害 / オキサリプラチン / 末梢血流障害 / TRPA1 / 糖尿病性神経障害 / MrgprB4
研究成果の概要

しびれは臨床上問題となることが多いが、その発症機構は全く解明されていない。本研究では、抗がん剤による急性末梢神経障害や正座後のしびれを模した急性しびれ動物モデルに加え、糖尿病性神経障害や末梢閉塞性動脈疾患等のしびれ病態モデルを用いて、感覚神経線維特異的な変化に着目し解析を行った。その結果、しびれの陽性症状は、オキサリプラチンや低酸素負荷(急性/慢性の虚血負荷、糖尿病性血流障害)によりプロリン水酸化酵素が抑制された結果、C線維のTRPA1が過敏化すること、一方、陰性症状(感覚鈍磨)は別の機構が関与することを明らかにした。また、ブラシなどの触刺激に応答するMrgprB4陽性神経についても解析した。

自由記述の分野

薬理学

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公開日: 2018-03-22  

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