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2016 年度 研究成果報告書

アバカビル重症薬疹を再現可能なヒト化モデル動物を利用した発症メカニズム解明

研究課題

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研究課題/領域番号 15K14995
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 医療系薬学
研究機関千葉大学

研究代表者

伊藤 晃成  千葉大学, 大学院薬学研究院, 教授 (30323405)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワードHLA / 特異体質毒性
研究成果の概要

HLA多型の関わる特異体質毒性を動物で再現するのは困難である。今回、HLA-B*57:01多型保有者でのアバカビル(ABC)皮疹を再現するため、同多型および陰性対照の*57:03多型を導入したマウスを作製し、皮膚にABC塗布して反応を調べた。その結果、B*57:01マウスでのみABC選択的な反応を認め、別個に両新生児マウスの皮膚細胞を単離してABC曝露した際は、IL-1βなどの炎症性サイトカインがB:57:01マウス由来でのみ誘導されることを確認した。以上、HLA多型の関わる特異体質毒性を動物で初めて再現するとともに、臓器特異的毒性発現にHLA多型依存的な細胞初期応答が関わる可能性を示した。

自由記述の分野

医薬品安全性学

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公開日: 2018-03-22  

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