研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究において、まず慢性腎臓障害時の肝臓では、Cypおよびその転写制御因子の発現低下による肝薬物代謝機能障害が生じることを明らかにした。次に肝臓のDBP発現量の日周リズムの変容は、肝臓由来のエキソソームにおけるDBP発現量の日周リズムの変容に対応していた。血中エキソソーム中の時計遺伝子の発現量を解析することで、病態時の臓器リズム障害の指標となる時計遺伝子の発現リズム変容を非侵襲的に診断できることが示唆された。
時間薬剤学