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2016 年度 研究成果報告書

「虐待脳」から学ぶ新たな仮説に基づく大脳皮質発達機構について

研究課題

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研究課題/領域番号 15K15015
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 解剖学一般(含組織学・発生学)
研究機関大阪大学

研究代表者

佐藤 真  大阪大学, 連合小児発達学研究科, 教授 (10222019)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード神経科学 / マイクログリア / 脳・神経 / von Economo neuron / アルギニンメチル化酵素
研究成果の概要

実験を進めるに従い、予想外であったが「マイクログリアの活性化状態には3つ以上のフェーズが存在する」ことを支持する結果を得た。アルギニンメチル化酵素がこの活性状態の遷移に本質的な役割をになうことを、CRISPR/Casのシステムをマイクログリア由来の細胞株に適用することで検証した。同時にPTSDの病態の脳内回路を解明するため、島皮質から前帯状回に投射しPTSDの病態に重要であるとヒトでの所見より想定されるが、高等哺乳類の脳にのみ存在するため実験的アプローチが困難とされていたvon Economo細胞の類似細胞が発現マーカーの検討により、げっ歯類島皮質にわずかであるが存在することを観察した。

自由記述の分野

解剖学

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公開日: 2018-03-22  

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