研究課題
挑戦的萌芽研究
基底膜の拡張やターンオーバーが亢進している発生期の唾液腺を例にとり、基底膜の動態を高精細にタイムラプス観察するシステムの構築を試みた。基底膜を標識するためのツールには、関口、二木らによって開発されたEGFP標識ナイドゲン-1組換え体(EGFP-hNid1)に着目した。ナイドゲンは基底膜の各成分を連結するリンクタンパク質である。器官培養液に添加されたEGFP-hNid1は、15分以内に顎下腺上皮基底膜を蛍光標識し、本システムの有用性が示された。
解剖学(含む組織学)