研究課題/領域番号 |
15K15045
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
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研究機関 | 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 |
研究代表者 |
石岡 憲昭 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 専任教授 (70184471)
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研究分担者 |
石原 昭彦 京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (90184548)
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連携研究者 |
東端 晃 宇宙航空研究開発機構, 有人宇宙技術部門, 主任開発員 (30360720)
青木 伊知男 放射線医学総合研究所, 分子イメージン研究センター, チームリーダー (10319519)
湊 秋作 関西学院大学, 教育学部, 教授 (50580669)
寺田 昌弘 東京慈恵医科大学, 医学部, 助教 (10553422)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 宇宙飛行 / 人工冬眠 / 筋萎縮 / 老化 |
研究成果の概要 |
冬眠 (低温環境)による骨格筋の変化を解析し、筋萎縮抑制の作用機序を明らかにし、長期宇宙飛行を可能にする「人工冬眠」への応用を目指している。 低温状態では、アフリカヤマネの骨格筋の酸化系酵素の活性が増大すること、骨格筋の機能や代謝に関わる遺伝子群で、温度依存的に発現量を増加あるいは減少する分子を特定した。熱ショックタンパク質の発現量の増大も明らかにした。以上の結果は、骨格筋の有酸素的な代謝能力を増大させ、骨格筋の機能的な退行的変化を予防する可能性を明らかにした。冬眠しないラットに対して薬物による疑似冬眠の誘発や骨格筋の変化の解析を検討し、疑似冬眠でも筋萎縮を抑制する傾向があることを明らかにした。
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自由記述の分野 |
宇宙生命科学
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