研究課題/領域番号 |
15K15063
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医化学一般
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研究機関 | 愛知学院大学 (2016-2017) 名古屋大学 (2015) |
研究代表者 |
武井 佳史 愛知学院大学, 薬学部, 教授 (70362233)
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連携研究者 |
平田 岳史 東京大学, 大学院理学系研究科, 教授 (10251612)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 癌転移 / 微量金属 / 質量分析 / 癌組織 / 脱タンパク質法 |
研究成果の概要 |
癌細胞や癌組織中の微量金属元素を網羅的に定量する系をICP-MS(誘導結合プラズマ質量分析計)で立ち上げた。ICP-MS前に実施するトリクロル酢酸処理法(脱タンパク質法)も最適化した。確立した測定系により、スキルス胃癌の腹膜転移細胞株では、ルビジウム(原子番号37)含量が、その対応する親株に比して有意に高いことが分かった。ルビジウムの細胞内濃度は、カリウム濃度と類似していた。癌の腹膜転移とルビジウム濃度との関連性について、今後の研究課題として取り組むための手掛かりを得た。 以上、細胞中の微量金属元素含量を網羅的に測定する系を確立し、癌転移で有意に変動する微量金属元素群を特定する成果を得た。
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自由記述の分野 |
生化学
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