14-3-3sigmaは細胞外に分泌され,CLSPに結合し、その機能を抑制する。本研究では、まず、14-3-3sigmaのdeletion analysisを行ない、N末82アミノ酸がCLSPとの結合に重要であることを見出した。次に、細胞外分泌のメカニズムの検討を行い、その分泌メカニズムはunconventional pathway であることを確定させた。Unconventional pathway のうち、CUPS経路を構成するGRASP1および2が分泌に関係するか否かの検討を行ったが、アッセイ系に問題があり、現在のところ結論が出ていない。
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