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2016 年度 研究成果報告書

ミトコンドリアの内部にオルガネラのリソソームが存在するという仮説を証明する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 15K15093
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 病態医化学
研究機関国立研究開発法人国立がん研究センター

研究代表者

荒川 博文  国立研究開発法人国立がん研究センター, 研究所, 分野長 (70313088)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワードリソソーム / ミトコンドリア / タンパク質分解 / 品質管理 / 活性酸素種 / 酸化ストレス / 酸化タンパク質
研究成果の概要

ミトコンドリア内リソソームの存在についての仮説に関して、Mieapノックアウトマウスを用いて、各種臓器や腫瘍組織における電子顕微鏡によるミトコンドリアの形態学的解析を行った。その結果ミトコンドリア内に形態学的なリソソーム様構造物は認められなかった。一方で細胞株を用いてミトコンドリア内リソソームのライブイメージングを行った。その結果ミトコンドリア内リソソーム発生過程の可視化に成功した。以上のことから、Mieapによるミトコンドリア品質管理機構は、これまでのリソソームの機能とは全く異なる生命現象であると考えられる。

自由記述の分野

腫瘍生物学

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公開日: 2018-03-22  

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