• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

Crkアダプター分子を用いた幹細胞・EMTヘテロジェナイティーモデルの作製

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 15K15106
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 実験病理学
研究機関北海道大学

研究代表者

津田 真寿美  北海道大学, 医学研究科, 講師 (30431307)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワードエクソソーム / CRK / 浸潤 / 転移 / 腫瘍ヘテロジェナイティ
研究成果の概要

組織多様性(ヘテロジェナイティー)を伴うがんは、治療標的が絞りにくく治療に難渋する。治療成績の向上には、腫瘍ヘテロジェナイティ獲得機序を解明し、それを解除する戦略が有用である。本研究では、ヒト膀胱癌細胞株においてCrkの発現が亢進していること、Crkはエクソソーム内でのErbB2の発現量を増加させること、筋層浸潤性膀胱癌のエクソソームで処理したレシピエント細胞(血管内皮細胞、非浸潤性膀胱癌細胞株)ではErbB2の発現量が増加し増殖能や浸潤能が亢進すること、Crkはエクソソームを介して腫瘍原発巣のみならず転移先臓器のヘテロジェナイティを創出し、癌の浸潤・転移を亢進させることを明らかにした。

自由記述の分野

実験病理学

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi