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2016 年度 研究成果報告書

乳癌における膜型ERの蛍光ナノ粒子による高精度定量化及び臨床検体におけるその応用

研究課題

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研究課題/領域番号 15K15108
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 実験病理学
研究機関東北大学

研究代表者

吉田 紀子  東北大学, 医学系研究科, 大学院非常勤講師 (70749788)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード乳癌 / ER / 蛍光ナノ粒子
研究成果の概要

5種類の乳癌細胞株において、ER,PgRを標的に蛍光ナノ粒子を標識した1次抗体を用いた免疫染色を施行し、各乳癌細胞株の異なるER,PgR発現状況に応じたER,PgR-蛍光粒子シグナルを検出することに成功した。また核内でのシグナルの局在に関しても明らかにした。FACSにてER,PgRの抗原量を測定し蛍光ナノ粒子のスコアを対比したところ、ER,PgRそれぞれにおいて強い正の相関を認めた(R:0.94-0.98)。本検討から、ER、PgRに関して核内・膜型を問わず高精度に定量化することに成功し、従来のDAB法と比較して精密のその多寡を評価することが可能であることを証明した。

自由記述の分野

ナノ医科学

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公開日: 2018-03-22  

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