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2016 年度 研究成果報告書

胆道系幹細胞(BTSC)の単離法の確立と実体の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 15K15115
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 実験病理学
研究機関国立研究開発法人国立国際医療研究センター

研究代表者

田中 稔  国立研究開発法人国立国際医療研究センター, その他部局等, 細胞療法開発研究室長 (80321909)

連携研究者 大河内 仁志  国立国際医療研究センター研究所, 細胞組織再生医学研究部, 部長 (30185235)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード胆道 / 幹細胞 / 胆管上皮細胞 / 付属線
研究成果の概要

本研究では、TROP2を指標として肝外胆管の付属線(PBG)の細胞と管腔を構成する細胞を明確に細胞レベルで区別できることを示した.また、TROP2陰性のPBG構成細胞がTROP2陽性の増殖性の高い前駆細胞を産生し、管腔を形成することで胆管再生に寄与する可能性を培養実験、FACS解析や免疫染色により示した.さらに、PBG構成細胞のマーカーとして新規に同定したSAMD5を指標として、胆管癌がPBG構成細胞に由来する可能性を示すとともにヒトの肝内胆管癌と肝外胆管癌の由来の違いをも区別できる可能性を示した.さらに、SAMD5が胆管癌の治療標的となる可能性を示した.

自由記述の分野

幹細胞生物学

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公開日: 2018-03-22  

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