176例の梅毒疑い患者の皮膚潰瘍病変等を解析しT. pallidum DNA陽性82検体を得た。そのうち53検体はT. pallidum型別可能であった。14d/fで(30/53, 56.6%)が高頻度型であった。GenomiPhi およびSureSelectカスタムキャプチャライブラリを用いてT. pallidum DNA増幅・濃縮を行った。GenomiPhiによるエラー導入は無視できることが確認した。梅毒DNA陽性検体を用いて、T. pallidum DNA増幅・濃縮後MiSeqでT. pallidumゲノム塩基配列の取得を試みた結果、11検体のうつ9検体はな比較解析が可能であった。
|