• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2017 年度 研究成果報告書

自然リンパ球前駆細胞の同定

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 15K15149
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 免疫学
研究機関北海道大学 (2016-2017)
東京大学 (2015)

研究代表者

澤 新一郎  北海道大学, 遺伝子病制御研究所, 准教授 (80611756)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード自然リンパ球 / 分化 / 網羅的遺伝子発現解析 / リンパ節形成
研究成果の概要

LTi細胞はリンパ節形成に必要な3型自然リンパ球であるが、詳細な分化経路および分化に必要な微小環境は明らかになっていない。本研究では網羅的遺伝子発現解析を用い、LTi細胞の分化成熟に必要な因子の同定を試みた。リンパ節原基にはRANKLを発現する間葉系細胞が存在する。また、LTi細胞はRANKL受容体、RANKを発現 する。試験管内においてLTi細胞はRANKL依存的に成熟マーカーの発現が上昇する。さらに、LTi細胞特異的にRANKを欠損するマウスはリンパ節形成が阻害された。以上から、リンパ節原基では間葉系細胞が発現するRANKLがLTi細胞の成熟に必要な最終分化因子であることが明らかになった。

自由記述の分野

免疫学

URL: 

公開日: 2019-03-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi