研究成果の概要 |
乳がん罹患患者を対象とし、意思決定における情報の入手やコミュニケーションと意思決定後の後悔がどう関連するのかを探索した。本研究は横断研究であり、完全匿名化WEB調査である。調査内容は、患者属性・情報の入手やコミュニケーションに関する変数を測定する項目、アウトカム指標のDecision Regret Scale(DRS), Adolescent Resilience Scale(ARS)の計50項目である。 潜在クラス分析を行った結果5クラスに類型化され、意思決定プロセスにおいて、病状を理解していても、専門家とのコミュニケーションと内省ができていなければ患者の後悔が大きくなることが明らかになった。
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