研究課題
挑戦的萌芽研究
神経伝達物質受容体、イオンチャネルに代表される疎水性膜タンパクは、自己免疫性精神神経疾患の標的抗原となることが知られている。その診断検出システムを開発するために血自己抗原膜タンパクを大腸菌に大量発現させた。今回、グルタミン酸受容体サブユニット2種 (GluN1-1, GRIA2)と神経型アセチルコリン受容体サブユニット (nAChR-alpha7)の大腸菌大量発現を達成した。ナノファイバーに組み込むための溶媒の検討を行い、ファイバー化に適した条件を模索している。
神経科学