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2016 年度 研究成果報告書

消化器癌腹膜転移機構解明に向けての腹腔内遊離癌細胞解析技術の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 15K15193
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 病態検査学
研究機関岡山大学

研究代表者

香川 俊輔  岡山大学, 大学病院, 准教授 (00362971)

連携研究者 黒田 新士  岡山大学, 大学病院, 助教 (60633758)
永坂 岳司  岡山大学, 大学病院, 講師 (30452569)
田澤 大  岡山大学, 大学病院, 准教授 (90415513)
研究協力者 藤原 俊義  岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (00304303)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード消化器癌 / 腹膜播種 / 癌微小環境 / マクロファージ
研究成果の概要

難治である消化器癌の消化器癌腹膜播種克服のため腹腔内癌細胞と癌微小環境の解析を行った。胃癌、膵癌患者から得られた腹腔洗浄液において癌特異的GFP発現ウイルスTelomeScan を用いた癌細胞標識と免疫染色により腹腔内微小環境を構成する細胞を解析したところ、腫瘍関連マクロファージ(TAM)の存在が確認された。胃癌、膵癌細胞とTAMとの共培養下では、癌細胞の間葉系形質への変化、浸潤、遊走等の悪性形質の亢進、さらに化学療法剤への抵抗性の獲得が観察された。以上より、消化器癌腹膜播種の難治性と腹腔内微小環境、中でもTAMとの関連性が示唆された。

自由記述の分野

消化器外科

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公開日: 2018-03-22  

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