研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究は院内感染の蔓延と薬剤耐性黄色ブドウ球菌の感染の拡大に対抗するためにプラチナナノ粒子を使用してのより簡易で効果的な感染防御システムの構築を目指したものである。具体的な成果としては、1)プラチナナノ粒子の殺菌及び制菌性が確認され、2)プラチナナノ粒子の細胞毒性が低いことを明らかにし、3)プラチナナノ粒子の炎症性サイトカイン産生誘導が低いことを示した。これら成果により、プラチナナノ粒子による感染防御が有効である可能性が高いことを明らかにした。
微生物学