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2016 年度 研究成果報告書

肺高血圧症におけるポリアミン系活性化の意義解明と新規治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 15K15318
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 呼吸器内科学
研究機関筑波大学

研究代表者

酒井 俊  筑波大学, 医学医療系, 講師 (30282362)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード肺高血圧症 / ポリアミン / メタボローム解析
研究成果の概要

肺動脈性肺高血圧症では、肺動脈血管平滑筋細胞の増殖が認められる。メタボローム解析から、低酸素誘発性肺高血圧マウス肺のポリアミン濃度が有意に増加していた。マイクロアレイ解析により、代謝酵素S-アデノシルメチオニンデカルボキシラーゼ遺伝子の著明な発現亢進が生じていること認められた。以上より、ポリアミン濃度増加は基質である脱炭酸化S-アデノシルメチオニンの合成亢進に起因し、そこにS-アデノシルメチオニンデカルボキシラーゼの活性亢進が関与していると考えられた。ポリアミンはガン細胞の増殖に関与している。よってPAHでの肺動脈血管平滑筋細胞増殖にも上記機序を介したポリアミン増加が関係していると考えられた。

自由記述の分野

循環器内科学

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公開日: 2018-03-22  

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