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2016 年度 研究成果報告書

悪性中皮腫の細胞表面巨大分子複合体による病態制御機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 15K15324
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 呼吸器内科学
研究機関順天堂大学

研究代表者

大沼 圭  順天堂大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (10396872)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワード悪性中皮腫 / CD26 / ソマトスタチン受容体 / ペリオスチン / CD26抗体療法
研究成果の概要

胸膜悪性中皮腫(MPM)は胸膜中皮細胞を発生母地とする極めて悪性度の高い腫瘍である。多くの新薬の臨床試験が行われているが、いまだ期待される新薬はない。われわれが開発発見したCD26分子及びCD26抗体に基づいた本研究により、MPMの治療抵抗性、浸潤転移などの臨床的特性が明らかになり、CD26及びその関連分子を中心としたMPMの浸潤転移機構を解明した。特にSSTR4、ペリオスチン、インテグリンを含むCD26分子複合体の詳細を解明し、細胞内及び細胞外を相互につなげるMPM細胞膜のプラットフォームの本体を明らかにした。その結果、MPMの病態解明及び新規治療薬開発の基盤を構築することが可能となった。

自由記述の分野

小児科学

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公開日: 2018-03-22  

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