研究課題
挑戦的萌芽研究
中枢神経系における無髄神経の存在部位の確認に関しては、現在のところ既報のようにNav1.2が瀰漫性に軸索上に存在することが無髄神経のマーカーとなることに基づき、中枢神経系の無髄神経を網羅的に同定している。線条体投射線維、小脳平行線維、海馬苔状線維などの既知の線維に加え、脳梁、分界条にNav1.2の分布が瀰漫性に存在する繊維の存在を認めている。電子顕微鏡による検討においても脳梁、分界条に無髄繊維の存在を認め、現在免疫電顕による確認を行っている。
病態脳科学