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2016 年度 研究成果報告書

血管内皮細胞における翻訳後修飾依存的なFoxO1標的遺伝子の同定と医学応用

研究課題

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研究課題/領域番号 15K15354
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 内分泌学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

小川 佳宏  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (70291424)

研究協力者 土屋 恭一郎  
柴 久美子  
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワードインスリン抵抗性 / リポカリン2
研究成果の概要

本研究では活性型FoxO1変異体を用いた血管内皮細胞(EC)におけるFoxO1標的遺伝子の網羅的解析を施行するとともに、その発現制御機構を解明し、インスリン抵抗性を基盤とする耐糖能異常に伴う血管障害における病態生理的意義を明らかにすることを目的とした。マウス血管内皮細胞株においてFoxO1の恒常活性型変異体を過剰発現することにより、リポカリン2の遺伝子発現がAkt/NF-κB系依存的に増加した。2型糖尿病におけるインスリン抵抗性と高血糖が、FoxO1の活性化によりリポカリン2/NGALの発現を増加させ、血管におけるインスリン抵抗性と血管機能障害を誘導する可能性が示唆された。

自由記述の分野

内分泌代謝学、糖尿病学

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公開日: 2018-03-22  

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